こどもの病気 つづき

手足口病
 その名のように、手のひら、足のうら、口の中に小さな水ほうができる病気です。あまり熱は高くありませんが口の水ほうが痛んで食べたり飲んだりできないことがあります。麻疹などと違い、1回だけでなく、何回もかかる可能性があります。
脱水が心配されるときは早めに病院を受診してください。

プール熱
 非常に高い熱が4〜7日続き、ノドがひどく痛み、眼も赤く充血します。下痢や嘔吐を伴うこともあります。
 伝染力がきわめて強くプールの水を介して学童に流行するのでこの名前がありますが、プールに入らなくてもうつります。家族全員にうつる可能性が高く、タオルなどは別にしてください。
 また、脱水をきたしやすため十分な水分をとらせることと、グッタリしてきたときや、呼吸がゼーゼー言っているときは早めに病院を受診してください。

とびひ
 皮膚のちいさなキズが化膿して水ぶくれをともないジクジクした状態になったものです。全身に広がることも多いので見つけたら早めに病院を受診してください。

熱中症(日射病)
 乳幼児を炎天下、特に締め切った部屋や、海岸や自動車内に長時間放置しないように
してください。
 年長児では暑いところで急に激しい運動をすると起こりやすいので、十分に環境に慣らしてから行うようにしてください。体力に余裕をもたせて、水分と塩分の補給を忘れないようにすることが大切です。


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